オークションで出品者が設定できる落札条件の種類とは

インターネットオークションで出品者が設定できる落札条件には

『希望落札価格』、『最低落札価格』、『即決価格』の3種類があります。

これに何も設定しない無条件のケースと含めて、

4つの条件から選択することになります。

それぞれの落札条件の意味と仕組みは下記のようになります。

尚、どの落札条件でも、開始価格は1円以上で自由に設定できます。

 

1.落札条件を何も設定しないケース

一番オーソドックスなスタイルです。オークションが開始されたら、

買い取りを希望する人が入札を行い、オークション終了時に最高額で入札した人が購入の権利を得ます。

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2.最低落札価格を設定しているケース

最低落札価格というのは、入札額がその金額に達しない限り、落札させないという条件です。

たとえば、最低落札価格を2000円で設定した場合、

入札額が2000円を超えない限り、落札されることはありません。

自分が望んでいる金額を下回る危険性がなくなるため安全ではあるのですが、

入札者は設定された最低落札価格をみることができないため、

何円で入札すれば落札できるか分かりません。

また、安い金額で落札できるかもというオークションの魅力が薄くなるため、

最低落札価格を設定すると、敬遠されやすくなります。

結果として入札がないという結果にもつながりかねません。

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最低落札価格はよほどのケースを除き、設定しないほうが賢明です。

仮に『4000円以下では売りたくない』という商品を出品する場合には、最低落札

額を4000円にするのではなく、スタート価格を4000円にしたほうが入札されやすくなります。

希望落札価格とは、『この金額なら売りますよ』という価格です。

たとえば、希望落札価格を4000円に設定した場合、4000円で入札した人がいたら、

その時点でオークションは終了となります。

オークション終了時までに希望落札額に達しなかった場合、

終了時点での最高額を入札した人が購入の権利を得ることになります。

落札額は終了時の最高額となります。

3.希望落札価格を設定しているケース

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最低落札価格と違い、希望落札価格の場合、

自分が設定した価格より入札額が低い場合でも、落札となるのが特徴です。

自分が望んでいた金額より、かなり低い落札額になってしまうというリスクがありますが、

最低落札価格を設定したケースよりも、入札数は多くなり盛り上がりやすいというメリットもあります。

4.即決価格を設定しているケース

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即決価格というのは、その金額で入札された時点でオークションが終了になるという条件です。

希望落札価格と似ていますが、違うのは、即決価格の場合、

その金額以外では入札出来ないということです。

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