補償があり、サービスも充実している「ゆうパック」
ゆうパックは、高価な物や壊れ物など、大切に配送したいときに使う発送方法です。万が一、破損したり紛失したときには原則として30万円までの実損額を賠償してくれるからです。それに配達日時の指定が可能なので、相手の都合で発送ができます。もちろん、配送中の荷物の追跡も可能。もし荷物を受け取れなくても再配達をしてくれるし、場合によっては転送もしてくれます。当然ながら配達員から直接受け取るので、確実に相手に届く方法といえるでしょう。
料金の計算
これだけ充実したサービスなので、定形外郵便よりは料金が高めになります。では、何が基準になるのかとうと、ポイントは2つ。
1、 荷物のサイズ
荷物の縦+横+高さで段階があり、最小が60cm、それ以降20 cm感覚でサイズが展開されていきます。
2 発送元からの距離
発送元からの距離が遠くなればなるほど料金は高くなります。
実際に料金がいくらになるのかは、郵便局の料金計算を使うのが一番早いと思います。
https://www.post.japanpost.jp/cgi-simulator/youpack.php
割引について
一方、割引サービスもあります。
■郵便局に荷物を持ち込んだ場合には、1個につき120円引き
■送り先が同じラベルを持ってくると、1個につき60円の割引。ただし、前回の発送から1年以内の場合。
■複数口割引
送り先が同じ荷物を2個以上同時に出すと、1個につき60円の割引。
オークションでは多くの出品者が元払いで商品を送りますが、ゆうパックでは着払いが可能です。つまり、落札者が商品を受け取ったときに料金を支払うのです。
ちなみに、ローソンやミニストップ、セイコーマート(一部を除く)でもゆうパックを取り扱っています。そのため、郵便局の窓口が終わってしまったあとでも発送が可能となりました。ただ、24時間いつでも発送可能としてしまうと、なんだかオークションに追われている感じがしないでもありません。なので、基本は発送の時間はちゃんと区切って考えていた方がいいと思います。