入札から落札、入金時に気をつけること
ヤフオク!で探していた商品が見つかっても、すぐに入札するのは考えものです。
「出品者はどんな人なの?」「トラブルの可能性は?」など、入札前に確認しておくべきポイントがあるので、ここで見ていきましょう。
出品者の評価の内容
相手がどんな人なのか、取引態度はどうなのかについては、評価を見なければわかりません。評価というのは、ユーザー同士が取引の後でつけ合うもので、取引への態度を5段階で表現したものです。5段階というのは「非常に良い」「良い」「どちらでもない」「悪い」「非常に悪い」です。
とはいえ、評価の数が多いから安心というわけではなくて、大切なのは「悪い」「非常に悪い」の評価がどのくらいついているのかです。ヤフオク!の場合には、プラスの評価のパーセンテージが表示されるのですが、普通に取引をしていれば95%を切ることはありません。
もしこれ以下になっているようならば、評価の内容を確認しておきましょう。どんなことでマイナス評価がついたのかが重要だからです。出品者に非があると思えるような内容であれば、取引はやめた方が無難です。
送料がいくらなのか
商品説明で、「落札者が送料負担」となっていても、具体的にいくらなのか書いていないケースもあります。この場合、落札した後に連絡がくるのですが、実際にいくらかかるのかわからないのはとても不安です。後で高額な送料を請求されるトラブルも起きているので、商品代金の他に送料がいくらかかるのかは事前に確認しておきましょう。
質問を通して出品者に聞けば教えてくれます。もし教えてくれないようならば、入札はしないようにしましょう。
商品は確実にあるのか
ヤフオク!に出品するときには、商品が手元にあるのが大前提です。
しかし、商品が手元になくて、「これから入荷される」とか「予約商品」「販売元から直送」などと書かれているモノが出品されていることがあります。これは、商品代金として支払われたお金をもとにして商品を調達している可能性があり、手元に商品がない状態です。
そもそもヤフオク!ではこのような行為は禁止されているので、入札をしてはいけません。また、「発送まで時間がかかる」といった表現にも注意が必要です。商品が手元にない可能性があるからです。
落札後には出品者の住所や電話番号を確認
落札した後には、出品者の情報をチェックしておきましょう。住所や電話番号は、何かあったときに連絡をするときに使います。
特に電話番号は、取引ナビでの連絡を無視されたときの連絡手段になります。ただし、発送方法がおてがる版やヤフネコパックだと匿名配送になるので、取引ナビには出品者の情報は掲載されません。