生き物の発送方法

はじめに
ヤフオク!では、魚類・水生生物・両生類・虫類の生体を出品することができます。ただし、発送するのはデリケートな生き物。ちょっとのミスがいのちを失うことにつながりかねません。
【ヤフオク! 生物カテゴリーはこちら】
・魚類・水生生物
・両生類
・昆虫類
これからお伝えする梱包と発送の方法を確認し、
ヤフオク!における生体取引ルール
https://auctions.yahoo.co.jp/phtml/auc/jp/pet/guide3.html
を守った取引をしてください。
<必要資材>
ビニール袋
新聞紙
エアキャップ
発泡スチロール
ガムテープ
段ボール
断熱シート
カイロ(冬季)
保冷剤(夏季)
送り状

<送料>
600円~
出品ページに記載しておくべきこと
・死着補償について
到着した際に生体が死んでいた場合補償はあるのか、あるならばどういった場合に適用されるのかを明記しておきます。
たとえば「発送後48時間以内に、開封前のビニール袋と生体の画像を送っていただいた場合に限ります」や、「死着補償の代わりとして、2匹多く入れておきます」などです。
・梱包料について
梱包料を受け取る場合は、出品ページに「梱包料300円いただきます」などと明記しておきます。
・梱包方法について
どのような梱包で発送するのかを伝えておくと入札者に対して親切です。丁寧に梱包されるとわかれば、安心して入札してもらえます。
例:ビニール袋と新聞紙に包み、ホッカイロを入れて発泡スチロールで配送します。
・手渡しの可・不可
もっとも生体の移動時間が少なく、安全な配送方法が手渡しです。手渡しは可能かどうか書いておきましょう。
例:「手渡し可。東京都世田谷区在住です。具体的な場所については取引ナビにてお願いします。」
魚類・水生生物の場合
魚類・水生生物は発送の2日ほど前からエサ止めをしておきます。
これは、配送中の排せつ物を減らすためです。排せつ物により水が汚れてしまうと魚がダメージを受けてしまうため、大きな魚ほどエサ止めの時間は長く取るようにしましょう。
1.落札者と連絡し、発送・受け取りの日程調整をする
2.ビニール袋に生体をつめる
魚の大きさ、数によって袋の大きさや厚さ、袋の数を分けるなど工夫して発送の準備を行います。
水漏れを防ぐためにも、ジップロックを利用したり袋は二重にしたりします。
角に生体が入り込まないように、セロテープなどでまとめておきます。

できれば酸素も充填しましょう。酸素はボンベから入れる方法と、酸素の出る石を入れる方法があります。
航空便で送る場合は、気圧差で破裂しないように、あまり袋をパンパンにしないようにします。
エビの場合は、足場をつくるために、水草や毛糸などを入れておきます。
小さな生体の場合はペットボトルにつめて送るという手もあります。
3.発泡スチロールに入れ丁寧に梱包する
ビニール袋を新聞紙で覆い、温度変化を最小限にします。
袋を発泡スチロールに入れたら、すきまに緩衝材(新聞紙を丸めたものなど)を詰めて、動かないようにします。

水温を保つために、寒い時期はカイロを上に置き、発熱させる為フタに穴を開けておきます。
暑い時期は、保冷剤を入れて水温の上昇を防ぎます。
急激な水温の変化を防ぐために、カイロや保冷剤はビニール袋に直接張り付けたりせず、新聞紙ごしに置くようにしましょう。

4.発送
相手の希望の日時に合わせて発送を行います。できる限り配送の時間が短くなるように、発送をしましょう。夕方・夜に営業所に持ち込み、朝に到着というのがもっとも理想的です。
また「ワレモノ」「天地無用」などの指定をして、できるかぎり丁寧にあつかってもらえるように気を配りましょう。

5.発送連絡
商品を発送したら、落札者に配達番号と到着予定時刻を伝え、間違いなく受け取ってもらえるようにします。
両生類の場合

1.落札者と連絡し、発送・受け取りの日程調整をする
2.生体を入れる容器を用意する
大きさに合わせてプリンカップ、プラケースなどを用います。
容器の底に湿らせた脱脂綿や水苔などをいれて、生体をいれます。呼吸ができるように、フタに穴をあけるなどして密封はしないでください。

3.容器を発泡スチロール、もしくは断熱シートをしいた段ボールに入れる
温度変化と衝撃を防ぐために、容器はエアキャップや新聞紙で覆い、隙間は緩衝材でうめるようにします。
温度変化に弱い個体の場合は、冬季はカイロ、夏季は保冷剤などを同梱します。カイロを入れる場合は発熱させるためにフタに穴を開けておきます。
4.発送
相手の希望の日時に合わせて発送を行います。できる限り配送の時間が短くなるように、発送をしましょう。夕方・夜に営業所に持ち込み、朝に到着というのがもっとも理想的です。
また「ワレモノ」「天地無用」などの指定をして、できるかぎり丁寧にあつかってもらえるように気を配りましょう。
5.発送連絡
商品を発送したら、落札者に配達番号と到着予定時刻を伝え、間違いなく受け取ってもらえるようにします。
虫類の場合

1.落札者と連絡し、発送・受け取りの日程調整をする
2.生体を入れる容器を用意する。
大きさに合わせてプリンカップ、プラケースなどを用います。
容器の底にはおがくずや土などをいれて、生体が滑らないようにします。
呼吸ができるように、密封はしないでください。
幼虫の場合は菌糸ビンを利用してもいいでしょう。


3.容器を発泡スチロール、もしくは断熱シートをしいた段ボールに入れる
温度変化と衝撃を防ぐために、容器はエアキャップや新聞紙で覆い、隙間は緩衝材でうめるようにします。
温度変化に弱い個体の場合は、冬季はカイロ、夏季は保冷剤などを同梱します。カイロを入れる場合は発熱させるためにフタに穴を開けておきます。
4.発送
相手の希望の日時に合わせて発送を行います。できる限り配送の時間が短くなるように、発送をしましょう。夕方・夜に営業所に持ち込み、朝に到着というのがもっとも理想的です。
また「ワレモノ」「天地無用」などの指定をして、できるかぎり丁寧にあつかってもらえるように気を配りましょう。
5.発送連絡
商品を発送したら、落札者に配達番号と到着予定時刻を伝え、間違いなく受け取ってもらえるようにします。
最後に
急に環境が変わると、生体が体調を崩したり餌食いが悪くなることがあります。餌・水温などの飼育環境についても伝えておくと親切です。また、荷物の中身が生き物の場合、配送業者に受け取りを断られたり、補償がきかない場合があります。
ゆうパックと西濃運輸は、しっかりと梱包して脱走・水漏れの恐れがない場合は、生体でも引き受けてくれるそうですので検討してみてください。
安全な配送にこだわる場合は、ペット配送サービスを行っている業者を利用してください。
ヤマトホームコンビニエンス
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