出品する際に初心者が扱わない方がよいものとは
はじめに
ネットオークションユーザーが、つい出品しがちな禁止・規制品目について、ヤフオク!のガイドラインをもとにしてまとめました。
ネットオークションでは法に触れない限り、何でも自由に出品できますが、まだ経験が浅い時期では扱わないほうが賢明というものもあります。
これらの商品の出品を考えているときには、特に注意してください。
1.著作権に抵触するもの
無断複製したCDやDVD、ゲームソフト、パソコンソフトの出品はNGです。
テレビやラジオを録音したテープ、現物のないダウンロード式の著作物も同様です。
また、インターネットから入手したアイドルの写真などを無許可で出品することも違反行為です。
2.医薬品、健康食品
販売にあたって法令上の許可が必要な医薬品、あるいは日本で未承認の医薬品は出品できません。
健康食品は出品可能ですが、『○○が治る』というような極端に効果をPRするような文言を掲載することは薬事法で禁止行為となっているので、この点も要注意です。
また海外から輸入された商品の場合には注意が必要です。外国では健康食品とされているものでも、日本国内では医薬品とみなされる成分を含んでいる場合があります。
こういったケースでは、その商品は医薬品とみなされますので、医薬品としての承認を受けていなければ、出品不可能です。
医薬品、健康食品は取扱いが難しい商品なので、初心者は扱わないのが賢明です。
3.食品、アルコール
食品を出品する際には、食品衛生法や各都道府県の規定に適合していなければいけませんので確認が必要です。
アルコールについては、お店で買ったものをそのままの状態で転売することは可能ですが、商売として本格的に扱うには酒類の通信販売業許可(免許)が必要です。
基本的に口にするものには厳しいルールがあると考えてください。
4.アダルト性が強いもの
いわゆるアダルト商品はもちろんですが、それ以外の商品でも、アダルト性が強いと判断されたものは出品に規制がかかります。
たとえば、使用済みの下着については、一定品目を除いて出品禁止となっていますし、新品でもアダルトカテゴリでなければ出品出来ないとされる品目もあります。
また、下着や水着に関しては、着用している人物の写真を掲載することが禁止されていますので、注意してください。
アダルト性の判断というのは、明確な基準はなく、最終的には運営スタッフが判断することになります。
出品者であるあなた自身の判断ではありません。納得がいかないケースもあるかもしれませんが、指摘を受けたときには素直に従うようにしてください。
本物であることを立証しにくいブランド品
ブランド品に関しては、まず偽物(レプリカ)を売り買いすることは禁止されているということを覚えておきましょう。立派な犯罪になります。
この事実を踏まえたうえで、一般人がはまりやすい過ちは、偽物と知らずに出品してしまうことです。
オークションにブランド品を出品するときには、100%本物と証明できるものだけにしましょう。友達からもらったとか、フリーマーケットで購入した等、ギャランティーカード無しで手に入れたものに関しては注意が必要です。