商品梱包の4つのポイントとは
はじめに
オークションの初心者が悩みがちなのが、それまで経験がなかった「商品の梱包」です。
そこで、梱包の際に抑えておくべき4つのポイントと、商品のタイプ別梱包法をご紹介します。
1. 基本は水濡れ防止のビニール袋
梱包のトラブルで最も起こりやすいのが水濡れです。
水に濡れることで壊れるような精密機械はもちろん、どんな商品でも水に濡れてしまうと質が落ちてしまいますし、受け取ったときの印象も最悪です。
梱包の最後には、丈夫なビニール袋に入れてセロテープでキレイに止めるようにしましょう。
昨今は集中豪雨のような激しい雨が降ることも多いので、水濡れ対策は十分に行いましょう。エアキャップ(ぷちぷち)を使えば、水濡れ対策にもなるし、緩衝材にもなるので一石二鳥です。
2.梱包材+緩衝材の組み合わせで梱包しよう
緩衝材を使うと、たいていのものはキレイに梱包できるので、あらかじめ用意しておきましょう。100円ショップ等で購入するほかに、別の商品を購入した際についてきたものを利用してもいいでしょう。
重量がある商品の場合には新聞紙で代用してもOKです。
3.丁寧に梱包しすぎてもいけない
初心者がやってしまいがちな注意点としては、丁寧に梱包しすぎてしまうということです。
梱包材を使いすぎるとトータルの重量が重くなったり、サイズが大きくなったりして、結果送料が高くなってしまいます。
オークションユーザーは送料に敏感なので、過剰な梱包は心象を悪くしますし、クレームにもつながりかねません。必要最低限の梱包を行えば、それで十分です。
丁寧に梱包しすぎると、梱包材の費用もバカにならないので注意しましょう。
4.モノによっては乾燥材を入れる
湿気が怖いものについては乾燥材を入れるようにしましょう。
乾燥剤を使っている出品者はそれほど多くありませんが、それだけに喜ばれます。
商品のタイプ別梱包法
梱包の仕方は商品によっても微妙に違ってくるので、商品のタイプごとに気をつけたほうがいいポイントをまとめておきます。
1.大きくて壊れやすいもの、重いもの
重量がある商品を送るときにはダンボールを二重にしたり、発泡スチロールの緩衝材を入れて固定するようにします。底が抜けて商品が落ちると破損につながるので注意しましょう。
2.小さくて壊れやすいもの
CD のような小さくて壊れやすいものを封筒で送るときには、ボール紙などを封筒に入れると、梱包が崩れることがないので破損を防げます。ダンボールの切れ端等で代用してもOK です。
3.折り曲げてはいけないもの
ポスターのような折り曲げることができないものを送るときには、ボール紙製の筒を使うと配送途中で折り曲がる心配がありません。